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2011年12月12日月曜日

連載終わりました-感謝

生長の家発行の雑誌『白鳩』で連載させていただいた「シネマライフ」コーナーの担当が終わりました。
連載といっても“4人のライターが交代で1年間”ということで4ヶ月に1度、1年間に3回というペースでしたが、貴重な体験をさせていただき、とても感謝しています。
記事を掲載していただいた4誌
最初に原稿の依頼をいただいたのは昨年夏のこと、白鳩 №9 2010年12月号でした。 このときは自分の大好きな「映画」で記事を書けるということがうれしくて嬉しくて、最初で最後の機会だと張り切って書きました。題材に選んだ『サウンド・オブ・ミュージック』は名作中の名作だったので、掲載後多くの方に「私もあの映画大好きなの~」と声をかけていただき、それもうれしく感激でした。

このあと、思いもかけない連載依頼でした。喜んでお引き受けしたものの、あと3作、白鳩誌で紹介するにふさわしい明るく希望に満ちた作品を選ぶこと、それを紹介する文を決められた日までに決められた分量で書くことはそれなりのハードルでありました。それでも「好きこそものの・・・」で決して“苦”ではなかったのが有難かったです。


連載初回 白鳩 №13 2011年4月号は『50回目のファーストキス』でした。
これは「2年目のジンクス」みたいな感じで、一番書くのが難しかったです。
また、何より忘れられないのがこの本を手にした日のこと。
3月13日、東日本大震災により2日間を避難所で過ごし、やっと帰り着いた我が家にこの本が届いていました。表紙の鮮やかなチューリップの写真を見て「ホーッ」と息をついたことを覚えています。

次は 白鳩 №18 2011年9月号、『世界最速のインディアン』
人と人との絆を強く感じさせるストーリーと私自身の避難所での体験がシンクロして書けた文章でした。

最後は 白鳩 №22 2012年1月号は『フォレスト・ガンプ』
これは本当に何度も見て強く影響を受けた映画なので、語りたいことはたくさんあったのですが、絞って絞って書き上げました。

こうして振り返ってみると、私は私の好きなことを少しの努力と誠意を持ってさせていただいただけですが、これらの映画によって誰かの心が少しでも明るく照らされたとしたら、これに勝る喜びはありません。本当に有難い体験をさせていただいたこと、心から感謝いたします。